波佐見町にて、ご夫婦のためのコンパクトな洋型墓石を建立

長崎県平戸市をはじめ、佐世保市、松浦市、波佐見町など長崎県北部で墓石のお仕事をさせていただいております、中村石材工業の中村です。今回は、波佐見町にて新しいお墓の建立工事をさせていただきましたので、その様子をご紹介いたします。

波佐見町 建立

今回のお客様は、以前お墓の工事をさせていただいた方からのご紹介でご縁をいただきました。ご夫婦でこれからのことを話し合われ、「そろそろ自分たちのお墓を準備しておきたい」と考えられたことが建立のきっかけでした。

 

こちらが今回、新しいお墓を建立する波佐見町の墓地です。墓地は以前から取得されていましたが、区画がそれほど広くないこともあり、お参りやお手入れもしやすい、ご夫婦のためのコンパクトな洋型墓石をご提案しました。

 

まずは基礎工事です。地面を掘って整えたあと、基礎となる部分にグリ石を入れ、周囲に型枠を組んで中に鉄筋を配置しました。墓石はとても重量のあるものなので、それを長年しっかり支えるためには、最初の基礎づくりがとても大切です。

 

型枠の中へコンクリートを流し込み、表面をきれいにならして基礎を仕上げました。コンクリートは施工してすぐに墓石を載せるのではなく、しっかり固まるための期間を取ることが大切です。今回は一週間ほど養生期間を設けてから、墓石の据え付け作業へ進みました。

 

今回の墓地はトラックをお墓のすぐそばまで入れることができず、駐車できる場所から建立場所までは200~300メートルほど距離がありました。そのため、石材を運搬車に載せ替えて墓地まで運びます。重たい石を安全に運ぶため、墓地までの通路や周囲の状況を確認しながら、一つずつ慎重に搬入しました。

 

基礎の上に地石を設置して、納骨室を組み上げていきます。納骨室の扉の両側にあたる石を据え付けているところです。石と石が接する部分には接着剤を使用し、動いたりずれたりしないようしっかり固定します。

 

納骨室が組み上がってきました。扉を設置したら、扉がきれいに納まるよう細かな調整も行います。彫刻部分には養生のためのテープを貼って作業します。

 

納骨室を組み上げたあと、その上に天板(スラブ)を据えていきます。今回の天板は二枚の石で構成されており、それぞれの接合部分を確認しながら施工しました。石材同士を固定する部分には用途に合わせた接着剤を使用しています。

 

最後に墓石本体や法名碑を据え付け、目地入れ等を行って完成です!ご夫婦のためのお墓として、必要な機能を備えながらもコンパクトにまとめた洋型墓石が完成しました。

 

お客様のご希望の、現代的でコンパクトな洋型墓石です。「黒っぽい石がいい」というご希望もいただきましたので、濃いめの色の石をご提案してお選びいただきました。正面は「南無阿弥陀仏」と彫刻して金箔を入れています。花立前面にはお客様にお選びいただいたお花を、納骨室の扉には家紋を配置しました。

 

納骨室は、側面に換気口を設けています。納骨室内の空気を循環させて、湿気が溜まらないようにすることで、大切なご遺骨を守ることができます。また、お墓周りはコンクリートで仕上げ、落ち葉やごみも掃き掃除ができる仕様としています。周りに樹木の多い環境でも、お掃除やお手入れがしやすいお墓になりました。

完成後、現地でお客様にお引渡しをさせていただきました。「無事にきれいなお墓が完成して、安心した」とホッとされたご様子でおっしゃっていました。このたびは、当社にお墓の建立をお任せいただきまして誠にありがとうございました。お仕事をお任せいただいたお客様からのご紹介で、こうしてご縁がつながっていくことを本当にありがたく思います。私どもでお役に立てることがございましたら、どうぞいつでもお気軽にお声掛けくださいませ。